現在の心境、自己分析 | とぜんそう-shacho屋ブログ

現在の心境、自己分析

信じられない。

決まり文句としてではなく、実際に信じられていない。
心が「これは事実だ」ということを全く受け入れずにいるようで、今俺は悲しいとか残念だとかいう気持ちは毛頭ない。俺の中で、死の事実は完全に遮断されているからだ。表面的に事実を認めていても、しかし彼女はまだ生きていると信じて疑わない自分がいる。



そんなわけで今の心境は全く曇っていない。寧ろいつもより馬鹿みたいに元気だ。だがそこが逆に、俺が深刻な衝撃を受けてどこかが壊れているという証拠にもなり得るのかもしれない。
その空元気と共に存在する、自分を襲っているどす黒い心の陰りのようなものもそれを裏付けている。



今後、日を追うに連れて、事実を徐々に受け入れる準備ができてゆくのか。そうなったら、俺は一体どうなってしまうのか。事実の重さに耐え切れるのか。未来への不安、自己への恐怖だ。



この自己分析を締め括るにあたって「ご冥福をお祈りします」とは言わない。まだ言えない。まだ心が閉ざされているから。事実を受け入れる事ができていないから。


いつか言えるだろうか。